業界の雑学
とび(鳶)職とは
昔から「建設はとびに始まり、とびに終わる」と言われ、高所を自在に動き回れることから「現場の華」と言われることも。
とび職人は、真っ先に工事現場に入り、仮囲い(工事現場の柵)を組み、タワークレーンを設置して建物の基礎となる鉄骨を建て、高所でも他の工事者が安全に工事出来る様、足場を設置し、作業場所をつくるのも、とび職の仕事。
だからこそ、とび職人がいなければ工事は出来ず、とび職の仕事が適切に完了しなければ、その先の工程が進まない。それゆえ「とびに始まり、とびに終わる」と言われてます。
とび職人が手がけた仕事は、裏方作業なので目に見える部分には残りませんが、建造物として形に残り、下から見上げた時の達成感と満足感を得られます。