建築業界豆知識その⑤

🌉 土木建設の豆知識

① コンクリートは“生きてる”
コンクリートは固まった後も、実は何十年もかけてゆっくり強くなる。
だから100年以上もつ橋やダムが普通に存在する。

② 日本の道路は世界トップクラスで平ら
日本は地震が多いから、道路や橋の管理基準がめちゃくちゃ厳しい。
海外だと「段差?まあいいか」が普通だったりする。

③ ダムは水を止めるだけじゃない
・洪水防止
・水道水の確保
・発電
・川の環境調整
1つで何役もこなす超マルチプレイヤー。

④ 地下は想像以上にカオス
都市部の地下には
上下水道、ガス管、電線、通信ケーブル、地下鉄…
まるで3D迷路。掘削前の調査が超重要。

⑤ 橋は「揺れる前提」で作られる
地震や風で揺れない橋は存在しない。
「どう揺れて、どう戻るか」を計算して設計してる。

⑥ アスファルトは再利用されまくる
古い道路を剥がして、砕いて、また新しい道路に。
リサイクル率は90%以上と言われてる。

⑦ 土木は“見えない仕事”が9割
完成後に見えるのはほんの一部。
地盤改良、基礎、排水…
本当に大事な部分ほど見えなくなる。

道路は「わざと平らじゃない」

雨水を流すために、道路は中央が高くて端が低い
これを「横断勾配」って言う。
平らに見えても、ちゃんと水はけ設計されてる。


橋は重さで潰れない。揺れで壊れる

橋の設計で一番怖いのは
地震・風・温度変化
だから「頑丈=重い」じゃなくて、
「しなって戻る」が正解。


マンホールが丸い理由、落ちないから

四角だと斜めにすると落ちる。
丸はどの向きでも落ちない。
あと、転がして運べるって実務的理由もある。


トンネルは「山をくり抜いてない」

多くのトンネルは
少し掘って、支えて、また掘るを繰り返す。
山は崩さず「だましだまし」通してる。


日本のコンクリートは世界一レベルで厳しい

水の量、砂の粒、気温、養生…
全部細かく管理。
海外だと「まあ固まったからOK」も普通。


⑥夜の工事が多いのは近所迷惑だけじゃない

  • 渋滞防止
  • 気温が低くて品質安定
  • 交通事故防止

実は品質的にも夜の方が有利なことが多い。


ガードレールは人を守るより「車を戻す」

目的は止めるじゃなくて
車線に戻す
だからわざと柔らかく曲がる。


土木は完成したら負け(見えなくなる)

良い土木ほど
「そこにあることを誰も意識しない」。
意識された時は、だいたい壊れてる。


工事現場の誘導員は国家資格じゃないけど超重要

誘導1つミスると、
現場・一般車・歩行者、全部巻き込む。
一番“現場を動かしてる人”だったりする。


「この道、昔からある」はほぼ嘘

昔の街道・水路・地形の上に
今の道路が乗ってることが多い。
地形は人間よりずっと記憶力がいい。